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本気

本気でJリーグとACL制覇を目指すレイソルの姿勢が補強に表れました。素晴らしい補強です。

 

【in】

中村航輔 鈴木大輔 金昌洙 秋野央樹 谷口博之 狩野健太 太田徹郎 小林祐介 クレオ(期限付) 木村裕

【out】

川浪吾郎 那須大亮 福井諒司 安英学 水野晃樹 ネットバイアーノ

三浦雄也 権韓眞(期限付) 武富孝介(期限付) 中川寛斗(期限付) 比嘉厚平 兵働昭弘 山崎正登 相馬大士(期限付) 北嶋秀朗

 

 

ということで、新戦力の方々について、簡単に感想を。

【他チームから移籍してきた選手】

DF 鈴木大輔

ロンドン五輪代表のレギュラーのセンターバック。間違いなく高いレベルの選手。ドゥ(近藤)を軸にしながらまっすぅ(増嶋)とレギュラー争いになると思いますが、さすがにまだまっすぅは負けないだろうなというのがリーグ戦のパフォーマンスを見ての感想。ただ、ドゥ不在の時やまっすぅ不在の時にチャンスは巡ってくるはずで、それを活かせるかどうかに全てかかってるはず。ナベ(渡部)も含めた4人のレギュラー争いはかなり高いレベルになっているので、センターバックの層の厚みを感じます。

DF 金昌洙

現役韓国代表で去年のKリーグベストイレブン。かなり前から噂になっていましたが、兵役を終えてようやく公式に発表。どのようなタイプの選手なのか最初わかりませんでしたが、ライターの鈴木潤さんが紹介していた動画で把握。攻撃的なサイドバックで裏抜け、突破、クロス、どれも魅力的な選手で、レアンドロと組んで右サイドを制圧する図が頭に浮かんできました。レイソルの補強ポイントにも合致。背番号は27をつけていたようですが、レイソルではできればサンチョル、ドンヒョクという熱い魂を表す6番をつけて欲しいところ。

MF 狩野健太

こういうタイプの選手って好き嫌い別れると思うんです。で、個人的には狩野は好きなタイプの選手でした。マリノスとの契約が終わってレイソルに加入ということですが、ようやくレイソルに来たな、と。レイソルに入団決定という報知新聞が出た日にマリノス入団決定の発表があったことを忘れません。マリノスでかなり試合出てましたし、レイソルもやられたことがあるので、ほとんどの人はプレースタイルもわかっていると思いますが、レイソルでいえばかつての大野が少しだけハードワークできるようになった感じ。まだ狩野には夢を見ているので、純粋にサッカー好きとして楽しみです。たぶん一番の適正は2トップの一角だと思ってますが、実際は…?

MF 谷口博之

北京オリンピックのレギュラー。フロンターレとマリノス時代の印象が強いのでプレースタイルは周知の通り。高さが魅力だな、と。パワープレーに出たとき、今までのレイソルはどうしてもターゲット不足が否めなかったので、かなり重要な戦力になると思います。まっすぅがロングスロー投げても、最も高さに期待できるのは投げてるまっすぅなんだけどなぁみたいなアンバランスさは解消できるかと。レイソルの形だと2列目の中というのは谷口の良さが出るポジションだと思います。ボランチだとどうだろう。ヨンハのボランチがレイソルのスタイルにあまり上手くはまらなかったことからも、ちょっと難しいかもしれないとは思います。

MF 太田徹郎

柏ユース出身でトップには上がれずに他チームにいって経験を積んでレイソルが獲得する初めてのケース(のはず)。工藤酒井仙石の代の1つ上。こういう移籍っていいですね。太田は今のレイソルの形だと2列目のサイドが適正かな。山形でレギュラーだったときの印象が強いですが、ユース時代は比較的色々なポジションをやってたイメージです。個人的にはゴールに近い位置で勝負できる選手だと思っているので、そういうタイプとして化けてブラジルコンビ不在の時に信頼して試合に出しえもらえるような選手になって欲しいと思いますが、現場ではどういう構想なのか気になるところ。

FW クレオ

去年のACLの印象だとセカンドトップ、つまり工藤のワントップの下、もしくは2トップ。去年は同じくセカンドトップ型のネットを頑なにトップに張らしたことがちょっとひっかかりますが。間違いなく大物の助っ人外国人選手ですし、得点王争いにしっかり絡んでくれるはず。レアンドロ工藤ジョルジと上手く組み合わさればレイソル史上に残る破壊力になると思います。日本に上手く順応できるかどうか、そしてさっさと初ゴール決めて波に乗って欲しいですね。期限付きでの加入ですが、これも今年タイトル獲るという強い意気込みを感じます。来年買い取れなくてもいい、今年タイトル獲るために獲得したんだ、という。

 

【ユースから昇格してきた選手】

GK 中村航輔

世代別代表でもお馴染み。高3はケガに泣きました。復帰後すぐにまた長期離脱、と。レイソルユースの史上最高のゴールキーパーだと思います。特にビルドアップの能力に関しては今すぐトップで通用するでしょう。ゴールキーパーコーチを代えたのも、中村を本気で育てようとしているのではないかと感じます。フラットな目線で見ることができる新しいキーパーコーチということ。楽しみです。

MF 秋野央樹

レイソルユースを見た人はまず秋野の左足に感動。高い位置よりは中盤の底もしくはセンターバックから試合を支配できる選手。空いたスペースを使う選手をどんどん活かすパスを供給。秋野の組み立ては間違いなくトップで通用します。それは天皇杯でもトップ相手の脅威になっていたことからも十分分かります。ただ、フィジカルがまだまだ弱いので、そこが当面の課題になるように思います。フィジカルといえば、バラ(茨田)は90分持つスタミナはなかったけれど、フワフワしてそうな見た目と異なり高卒1年目から普通に当たり負けはしない強さがありましたね。

MF 小林祐介

トップでのポジションはボランチ、もしくは右サイドハーフかな。2列目でも面白そうだけど、やっぱりボランチで見たい。ユースの試合を見に行くときに私が一番注目するのは小林でした。ボールを相手からむしり取り、するするとスペースへドリブルでボールを運んでいく面白いタイプの選手。近くに決定的な仕事ができる選手(レアンドロやジョルジ)がいる状況で見てみたいと思います。試合に出られるようになるのは小林が一番早いんじゃないかなぁ。

FW 木村裕

川島君を中心に右に吉川君で左に木村君というのが秋頃のユースの基本形。木村はシュートがきれい。ゴールの空いているところにパスを通すようにシュートが打てる。そしてなんといってもクラ選優勝の感動の決勝ゴール。上手くサイドで起点も作れるんだけど、決定的な仕事ができるポジションでも見てみたい、トップチームでどうやって育てていくつもりなのか気になる選手です。

MF 中川寛斗

スペースを作る、スペースを使う、これが体現できる選手。見ていて笑っちゃうくらいいい動きをする選手。足元の技術も安定しています。終盤はレギュラーから外れ気味(伊藤君が出てました)でしたが、湘南から声がかかったようで。身体が小さいということをバネにして頑張ってきた姿はトップのサポーターにも強く伝わっているので本当に頑張って欲しいですし、報われて欲しいです。

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Jリーグクロニクルベスト 開幕20周年記念 特集

Jリーグクロニクルベスト 開幕20周年記念

こんな面白いサイト(企画)が始まったので、早速ベストイレブンを投票してみました。

 

まずは、解説者ベストイレブン

制限として、Jリーグで選手経験がある人のみなので、年代が高めな解説者は入れられないという難しい部分もありました。

正直、DFは美濃部さんしか思い当たらず、3人もいませんでした。とりあえず海外の試合をストレス無く解説してくれるメンバーで。それは本並もですね。

逆に中盤はどうしても1人足りず、林健太郎が漏れてしまい。

FWも最後の一枠で城を入れましたが、戸塚さんにすればよかったな。

 

さて、明日は柏レイソル歴代○○ベストイレブンです!

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レイソルユース進路

GK 中村君 柏レイソル

DF 堤君 青山学院大学

DF 御牧君 青山学院大学

DF 新籐君 中央大学

MF 小林君 柏レイソル

MF 秋野君 柏レイソル

MF 吉川君 筑波大学

MF 中川君 湘南ベルマーレ(柏レイソルから期限付き移籍)

MF 平久君 青山学院大学

MF 伊藤君 青山学院大学

FW 川島君 ?

FW 木村君 柏レイソル

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天皇杯感想

「タイトル取ったって言いますけど、そんな簡単なことじゃないです」

日立台での祝勝会で、ヨンハ兄様が残したコメントですが(正確な言葉ではないですが、ニュアンスはこんな感じ)、まさにこの通りだと思います。

天皇杯優勝とACL出場を勝ち取るために臨んだ天皇杯、レイソルU-18、ベルマーレ、横河、アルディージャ、マリノス、そしてガンバ。全て現地観戦でしたが、熊谷での試合の前半に漂った絶望感を乗り越えた強さを感じました。

 

決勝を簡単に振り返ってみます。

レイソルのビルドアップの起点の中心であるドゥが負傷欠場、前線でボールを収められる工藤が出場停止。

基本的にドゥがいない試合というのは最終ラインからの組み立てが上手くいかず、前線にボールが供給できずに押し込まれることがほとんど。今シーズン、ドゥ不在で自分たちのペースでゲームを作れた試合は、ACLのホーム全北戦とリーグでのホームガンバ戦くらいしか思い出せません。あとは、苦しんだ試合展開だったかと思います。

ホームのガンバ戦は、2列目の工藤とバラにボールが収まって起点となり、ジョルジとネットとの関係が非常に良かったので、かなり優位に試合を進められました。(ネットが交代で下がってから試合の流れが変わってしまいましたが) しかし、今回の決勝では工藤不在、バラもボランチ。

かなり詰んだ状況だったので、防戦一方になるという大方の予想通りの展開に。

水野を中で使うというかなり博打的な采配でしたが、これは正直大失敗。水野のところでボールは収まらず、拾えず。全体が押し下げられてガンバの攻撃を受け続ける形。

ネルシーニョがさっさと水野をセンターに入れたシステムを諦め、前半30分頃に水野に代えて順也を入れたことで、前線で後ろからのロングボールにしっかりと競り合うことができる選手が澤と順也の2枚となり、セカンドボールが拾うシーンが出てきました。

少し流れが変わったように感じた直後、澤のシュートがガンバのGK武田に弾かれ、コーナーキック。そのCKでジョルジのボールをナベがヘディングで合わせて先制点。完璧な形。頭に当たる直前に入ることを確信したくらい素晴らしいボールと飛び込みでした。どうでもいい話ですが、2011年に武田がGKの試合で4-0で買ってるので相性いい気はしてました。

一瞬変わった流れを逃さず決めたあと、また流れはガンバへ。順也はあまりボールを効果的に収められるわけではないので全体を押し上げることはできず、それ以上に、収めるところまでボールを運ぶビルドアップが組み立てられないという問題も。

ただ、順也投入以降はレイソルが崩されてのピンチはほとんど無かったはず。後半ラストの家長の空振りくらいでしょうか。後半のレアンドロのシュートは崩されたというよりはワタルの目測の見誤りだったので。崩されなかった要因としては、

1つ目は、先制したことでやることがはっきりし、きれいな守備の2ラインが作れていたこと。4-4の守備ラインは先制した後はほとんど崩れることなく保つことができたことが最も大きなポイントだと思います。

2つ目は、そのラインを崩すような動きがガンバになかったこと。先制するまではそれなりに個の力を中心にいろいろな工夫がありましたが、先制してからはラインを崩すために効果的な動きをされることが僅かしか見られませんでした。レイソルとしては、終盤までバランスを崩して(もしくはリスクを冒して)攻められることがなかったので、対応しやすかったという面もあるでしょう。

3つ目は、順也と澤の前線2枚の相手に対する守備が効果的だったこと。センターバックからボランチを経由して組み立てる攻撃を思い通りさせない守備が構築できていました。競るところは競る、プレスをかける位置、縦パスを制限するポジショニング、と。

また、交代枠は残したままでした。水野を代えてしまい、順也を出したたので、攻撃のカードは山中しかベンチに残っていない状況。タニくんが左肩を痛めるアクシデントでクリに交代。ということで、延長戦もある状況で3枚目として切れるカードはありませんでした。守備組織はしっかり作れていたので、いじる必要も特にあったわけではないでしょう。

もう少し後半分厚い攻撃ができれば、というところはあったとは思いますが、カップ戦の決勝というところで、リスクを最小限にして勝ちを狙った戦い方だったと思います。普段攻守の切り替えを早くするためにレアンドロはあまり人につかないポジショニングですが、この試合では藤春を中心にしっかり相手についていましたし。

レイソルサポはもちろん、他サポの方でも守備ラインをどうやって崩すのかというところを見るとなかなか楽しめた試合になったのではないかと思います。

 

話は最初に戻りますが、祝勝会でのヨンハのコメント、そして「2位もビリも一緒」というスゲのコメント。天皇杯優勝とACL出場決定の2つをしっかり掴むことができて本当によかった。ヨンハと水野がカップを掲げたシーン、強く印象に残っています。

工藤の登場が吉田選手と完全に被ってしまったり、公式にあるスタンドバックの写真に私もしっかり入っていたり、もう点取ってもユニを脱がない宣言を祝勝会で工藤がしたり、ドゥの目の付近が腫れてて痛そうだったり、出場資格が無いながら最後まで一緒に練習していた小林秋野木村の高校生3人も写真に入ったり、祝勝会で秋山さんがノリノリだったり、というか祝勝会開始が30分以上遅くなってグダグダだったり。

去年のリーグ戦のあともそうでしたが、自前のホームスタジアムがあるおかげで、他の会場で優勝が決まった後でも祝勝会がホームスタジアムである日立台でできるということ。何より1月1日から日立台で過ごせるということがレイソルサポーターとして感慨深いことだと感じました。

印象に残った言葉(記憶便りなので正確性には欠けますが)。ヨンハ「他のチームからだと表だって応援はできないですけど、これからもレイソルを応援してます。もし次のチームが決まらなければゴール裏で裸で応援します」 水野「いい応援歌作ってくれたのに1年で終わらせてしまってすみません。相手チームの選手として日立台でゴール決めます。次のチームでも応援してくれ…とはいいませんけど、あいつ頑張ってんな―と思ってくれるように頑張ります」

 

最後に。

レフェリー予想外しましたので(予想:主審東城副審相樂八木四審飯田 正解:主審吉田寿副審相樂八木四審木村)、言い訳します。

天皇杯決勝は国際審判で構成されることが通例なので、主審の予想候補は家本西村東城高山でしたが、クォーターファイナルでレイソルを担当した西村、今年度のナビスコ決勝を担当した家本、プロフェッショナルレフェリーではない高山の3名ではなく、昨年度のナビスコ決勝を担当した東城と予想しましたが…。まさか吉田寿光とは…。もう今年で50歳になるため、引退前の晴舞台をということだと思います。衰え激しくなってからではこういう舞台に立てないので。

副審は国際副審で順当に2名を選びました。副審は評価が高いほうがメイン側になるので、メイン側(A1)バック側(A2)は予想しやすいです。ここは外しようがないと思っていたので正解でした。

そして四審もこれまた国際主審ではない木村。おそらく木村は来年度辺りに国際審判に登録する予定でしょう。当初は年下でレフェリーカレッジの後輩でもある山本の方が評価が高かったと想像しますが、近年の担当試合を見ると木村のほうが今では評価が高くなっているように感じます。

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優勝!

天皇杯制覇!

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